音楽を聴きながら運動すると、なぜ続けやすく感じるのでしょうか。本記事では、ドーパミンや運動心理学の研究をもとに、音楽と運動の関係をわかりやすく解説します。運動が苦手な方や山形市でピラティスを探している方にもおすすめの内容です。
音楽があるだけで、運動は「頑張るもの」から「楽しむもの」へ変わる可能性があります
「運動を始めても三日坊主になってしまう。」
「ジムへ入会したけれど続かなかった。」
そのような経験はありませんか。
運動が続かない原因は、「意志が弱いから」と考えられがちです。しかし近年は、運動を続けられるかどうかは環境の影響も大きいことが、多くの研究で示されています。
その中でも注目されているのが「音楽」です。
音楽は、単に気分を盛り上げるだけではありません。運動中の楽しさやモチベーションに影響を与え、身体の動かしやすさにも関係する可能性が報告されています。
もちろん、音楽だけで必ず運動が続くとは言えません。
しかし、「運動が楽しい」と感じられる環境をつくることは、運動習慣を身につけるうえで重要な要素の一つと考えられています。
BEAT PILATES 山形本町店でも、音楽に合わせて身体を動かすレッスンを取り入れています。
実際に、
という感想をいただくことがあります。
これは個人の感想であり、すべての方に同じような体験が当てはまるわけではありません。しかし、「楽しさ」が継続につながる可能性を感じさせる声と言えるでしょう。
今回は、音楽と運動の関係を研究結果とともに詳しくご紹介します。
音楽が運動を続けやすくする理由
運動を習慣にするためには、「やらなければならない」という気持ちよりも、「またやりたい」と感じられることが重要です。
心理学では、このような自発的な意欲を内発的動機づけと呼びます。
音楽には、この内発的動機づけを高める可能性があることが報告されています。
2024年に発表されたメタアナリシスでは、複数の研究を統合して分析した結果、音楽を取り入れた運動は、運動中のポジティブな感情を高める傾向が確認されました。
また、「楽しかった」「気持ちよかった」という感覚は、その後も運動を続けたいという気持ちにつながる可能性があります。
つまり、運動を続けるためには根性よりも、「楽しい」と感じられる体験を積み重ねることが重要と考えられます。
特に運動初心者の場合は、
・自分に合った運動強度
・安心できる環境
・楽しめる音楽
この3つがそろうことで、運動への心理的なハードルが下がる可能性があります。
BEAT PILATES 山形本町店でも、音楽・照明・レッスンプログラムを組み合わせることで、運動経験の少ない方でも参加しやすい環境づくりを大切にしています。
ドーパミンと運動の関係
音楽を聴くと、「なんとなく気分が上がる」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
この背景には、脳内で働く神経伝達物質が関係していると考えられています。
その一つがドーパミンです。
ドーパミンは「快感物質」と呼ばれることがありますが、正確には「報酬を予測したり、意欲や学習に関わる神経伝達物質」です。
好きな音楽を聴いたときには、脳の報酬系と呼ばれる領域が活動し、ドーパミンの放出が確認された研究があります。
Salimpoorらの研究では、好きな音楽を聴いて感動した場面でドーパミン放出が観察されました。
この研究は「音楽そのもの」が脳の報酬系に働きかける可能性を示した代表的な研究として広く引用されています。
ただし、ドーパミンが増えることで「必ず運動が続く」と証明されたわけではありません。
現在の研究から言えるのは、
・好きな音楽は脳の報酬系に関与する可能性があること
・運動中の楽しさや意欲に影響する可能性があること
・その結果として運動習慣につながる可能性があること
までです。
つまり、「音楽があるから続く」のではなく、「音楽によって運動が心地よい体験になりやすいこと」が継続を後押しする要因の一つと考えられています。
参考文献
Salimpoor VN, et al. Nature Neuroscience. 2011.
Effects of music on affective responses to acute exercise: A meta-analysis. Applied Psychology: Health and Well-Being. 2024.
リズム同期(エントレインメント)とは?なぜテンポに合わせると身体は動きやすくなるのか
音楽に合わせて自然と足でリズムを取ったり、手拍子をした経験はありませんか。
これは偶然ではありません。
人間には、外部のリズムに身体の動きを合わせようとする性質があります。
この現象は「リズム同期(Rhythmic Entrainment:エントレインメント)」と呼ばれています。
脳は音楽のテンポを認識すると、聴覚だけでなく運動をコントロールする脳の領域も活動します。
そのため、音楽を聴くだけでも身体を動かす準備が始まることが報告されています。
近年の神経科学では、
・聴覚野
・運動前野
・小脳
・大脳基底核
などが相互に働き、リズムに合わせた動きを調整していることが明らかになっています。
つまり、「音楽を聴く」と「身体を動かす」は、脳の中では密接に結びついている活動なのです。
この仕組みは、パーキンソン病患者の歩行リハビリテーションなどでも活用されており、一定のリズムを利用した運動療法は医療分野でも研究が進められています。
もちろん、健康な方が音楽に合わせて運動した場合も、必ず動きやすくなると断定はできません。
しかし、テンポに合わせることで動作が一定になり、運動に集中しやすくなる可能性が示されています。
BEAT PILATES 山形本町店でも、レッスンは楽曲ごとに動きを構成しています。
音楽が動きをリードするため、
「次は何回やるのだろう」
と考える時間が少なくなり、身体を動かすことそのものへ意識を向けやすいレッスン構成になっています。
音楽は「きつさ」を和らげる可能性がある
運動を続けられない理由として多いのが、
「思ったよりきつかった」
という感覚です。
実際の運動強度だけではなく、「どれくらいきついと感じるか」は継続に大きく影響します。
運動科学では、この主観的なきつさをRPE(Rating of Perceived Exertion:自覚的運動強度)と呼びます。
複数の研究では、音楽を聴きながら運動すると、同じ運動でもRPEが低くなる可能性が報告されています。
これは、音楽によって注意が運動のつらさだけに向かず、楽曲やリズムにも分散されるためではないかと考えられています。
一方で、高強度の運動では音楽による影響が小さくなるという報告もあり、すべての状況で効果が得られるわけではありません。
現時点で確実に言えるのは、
・気分を前向きにする可能性がある
・運動を楽しいと感じやすくなる可能性がある
・運動中の主観的な負担感を軽減する可能性がある
という点です。
「音楽を聴けば疲れない」という意味ではありません。
しかし、「思っていたより最後まで動けた」と感じるきっかけにはなり得ます。
なぜBEAT PILATESは続けやすいのか
運動を習慣化するには、「身体」だけでなく「心理」へのアプローチも重要です。
BEAT PILATES 山形本町店では、音楽を流すだけではなく、運動を続けやすい環境づくりを大切にしています。
例えば、
・楽曲ごとに動きを設計している
・45分間を音楽に合わせて身体を動かす
・暗闇空間で周囲の視線が気になりにくい
・女性専用スタジオのため安心して参加しやすい
・運動初心者でも無理なく参加できるプログラム構成
このように、「運動を頑張る場所」ではなく、「運動を楽しめる場所」を目指しています。
実際に会員様からは、
「音楽があるから45分が短く感じる」
「ジムは続かなかったけれど、ここはまた来たくなる」
という感想をいただくことがあります。
もちろん、これは個人の感想であり、同じように感じるかどうかには個人差があります。
それでも、運動を継続するためには、「意志の強さ」だけではなく、「続けやすい環境」を選ぶことが大切であるという考え方は、多くの運動心理学の研究とも一致しています。
参考文献
Thaut MH, Rhythm, Music, and the Brain. Routledge.
Terry PC, Karageorghis CI, et al. Effects of music in exercise and sport: A meta-analytic review. Psychological Bulletin.
Karageorghis CI, Priest DL. Music in the Exercise Domain: A Review and Synthesis. International Review of Sport and Exercise Psychology.
実際の会員様に起きた変化
「運動は続かないもの。」
そう思っていた会員様が少なくありません。
実際にBEAT PILATES 山形本町店へ入会された方の中にも、
「ジムへ入会したけれど数か月で行かなくなった。」
「運動は苦手だから続く自信がなかった。」
という方が多くいらっしゃいます。
それでも継続されている方からは、
といったお声をいただいています。
もちろん、身体の変化には個人差があります。
年齢や運動歴、生活習慣によって感じ方は異なりますし、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
しかし、会員様に共通していることがあります。
それは、「最初から運動が好きだった人」ではなく、「運動を楽しめるようになった人」が多いということです。
「今日は運動だから頑張らなきゃ。」
ではなく、
「今日は好きな音楽に合わせて身体を動かそう。」
そんな気持ちで通われる方が少しずつ増えています。
運動を習慣にするためには、根性ではなく、「また来たい」と思える環境が大切なのかもしれません。
今日からできる3つの実践方法
この記事を読んで、「運動を始めてみようかな」と感じた方は、まず次の3つを試してみてください。
1. 好きな音楽を流して5分だけ身体を動かす
最初から30分や1時間運動しようとすると、心理的なハードルが高くなります。
まずは好きな1曲だけでも構いません。
ストレッチやスクワット、ウォーキングなど、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
2. 「頑張る日」ではなく「続ける日」を決める
運動は、一度だけ長時間行うよりも、無理なく続けることが大切です。
例えば週1回でも、「毎週この曜日は身体を動かす」と予定に組み込むことで、習慣化しやすくなります。
3. 楽しめる環境を選ぶ
運動が続く人は、「意志が強い人」ではなく、「続けやすい環境を選んだ人」であることが少なくありません。
音楽が好きなら音楽のあるスタジオ。
一人では続かないなら仲間と取り組める環境。
周囲の目が気になるなら安心できる空間。
自分に合った環境を選ぶことも、継続の大切なポイントです。
よくある質問(FAQ)
運動が苦手でも大丈夫ですか?
はい。
BEAT PILATES 山形本町店には、運動初心者の方や久しぶりに運動を始める方も多く通われています。
ご自身の体力に合わせて無理なく参加できます。
音楽についていけるか不安です。
音楽に合わせて身体を動かしますが、ダンスのように振り付けを覚える必要はありません。
インストラクターが動きをご案内しますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。
暗闇だと周りが見えませんか?
レッスンに支障がない明るさは確保しています。
一方で、周囲からの視線は気になりにくいため、「人前で運動するのが苦手」という方にも選ばれています。
年齢が高くても参加できますか?
現在は20代から60代まで幅広い年代の女性が通われています。
年齢だけで参加を制限することはありません。
ご自身のペースで身体を動かしていただけます。
まとめ
運動を続けるためには、「頑張ること」よりも「続けやすい環境」を選ぶことが重要です。
研究では、音楽は運動中の気分や楽しさを高め、運動への意欲や主観的な負担感に良い影響を与える可能性が示されています。
もちろん、音楽だけで運動が続くわけではありません。
しかし、
・好きな音楽が流れること
・リズムに合わせて自然に身体を動かせること
・周囲の目を気にせず集中できること
こうした環境がそろうことで、「また運動したい」という気持ちにつながる可能性があります。
「運動が苦手だから。」
「続かなかった経験があるから。」
そう感じている方こそ、一度環境を変えてみるという選択肢もあるかもしれません。
【参考文献】
Salimpoor VN, et al. Nature Neuroscience. 2011.
Effects of music on affective responses to acute exercise: A meta-analysis. Applied Psychology: Health and Well-Being. 2024.
Karageorghis CI, Priest DL. Music in the Exercise Domain: A Review and Synthesis. International Review of Sport and Exercise Psychology.
Thaut MH. Rhythm, Music, and the Brain.
【店舗情報】
BEAT PILATES 山形本町店
住所
山形県山形市本町2丁目4-15 アーチスセンゾクヤ2F-G号室
アクセス
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JR山形駅より徒歩約15〜20分
駐車場
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https://nanokamachi.com/Pages/parkinglots.html
体験レッスン
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